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バンテアイスレイ

皆様こんにちは。

 

初めまして、私はカンボジア日本語ガイドブンキァンと申します。

 

毎日、カンボジア旅行に来た日本人の皆様を案内しています。私のツアーは初めての旅行でも、一人旅行でも、家族旅行でも,団体でも安全です。

 

今日はシェムリアップから北へ35km車で50ぐらい観光客大人気な東洋のモナリザと呼ばれるバンテアイスレイ遺跡を紹介致します。

 

バンテアイスレイ遺跡は967年にジャヤヴァルマン5世によって作られたヒンドゥー教寺院です。女の砦の意味をもつこの寺院は建立当時にアンコール王朝摂政役の王師ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建設されたと言われています。ヒンドゥー教の三大神(シヴァ神とヴィシュヌ神とブラフマー神)に捧げられた周囲が約400mの小寺院で外壁は赤色砂岩とラテライト、屋根の一部にはレンガも使用された美しい遺跡です。東門から入ると赤い絨毯が敷き詰められているかのようなラテライトの参道が延びます。その両側にはリンガを模した石柱が立ち並びます。

この遺跡は規模は小さいが、ヒンドゥー神話を描いた彫刻は彫りが深く、ほとんどが赤色の砂岩で造られて おり、その造形美はアンコール遺跡のなかでも群を抜いて洗練され優美であります。さらに保存状態も極めてよいです。 かつて、作家のアンドレ・マルローは、祠堂の壁面に施されたデバター像に魅せられ、盗掘して国外に持ち出 そうとして逮捕されたことがありました。後にこの事件をもとに「王道」という小説を著したことで有名な“いわ く付き”の彫像であります。「東洋のモナリザ」と呼ばれるこのデバター像は、そんな逸話が残るほど魅惑的であります。

2013年8月現在、中央祠堂周辺は遺跡保護のためロープが張られ、立ち入り禁止となっています。よって「東 洋のモナリザ」をはじめとするデバターは間近で見ることはできません。

 

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