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バイヨン建設時の 社会的背景

皆様こんにちは。
私はカンボジア日本語ガイドのブンキァンと申します。毎日、カンボジア旅行に来た日本人の皆様を案内しています。私のツアーは初めての旅行でも、一人旅行でも、家族旅行でも安全なったいます。
今日バイヨン建設時の 社会的背景を一部説明いたします。
アンコール・ワットとバイヨ ンの違いは単に王の宗教観の違いだけではありません。チャンパ軍に 一時的に王都を占領された王朝内部では、恒久の平和を望む雰 囲気が広がっていたはずであります。 また、その後の復興期には大胆な行政改革を行う必要性がありました。長い間のヒンドゥー教支配により、祭祀を行うバラモン僧たちの権力は増大し、国政に対して大きな発言力をもち、私腹を肥やす者もいたに違いません。これらの社会構造を改革するた めにあえて大乗仏教を積極的に 取り入れ、新しい官僚システムの形成を図りましたが、ジャヤヴァルマン七世だったのではありませんか。バイヨンからはそんな意気 込みを感じるのであります。
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