B30 ベンメリア遺跡、プリアヴィヒア遺跡、バンテアイスレイ遺跡 観光ツアー
見学の時間:11.5時間
ツアーコード:B30
プライベートツアー
催行日情報:毎日催行
子供参加:可
お一人様:可
ツアー料金
・1名様の料金(230ドル)
・2名 240ドル(120ドル)
・3名 255ドル(85ドル)
・4名様以上は、65ドルずつ加算されます。
※11歳以下のお客様は無料でございます。
※なお、4名様〜8名様はワンボックスカーを用意します。
また、9名様以上はマイクロバスを用意しますので、料金の詳細はお問合せください。
※ツアー料金に含まれるもの
・専用車(エアコン付き)
・日本語ガイド
・お水(何本でも無料)
※ツアー料金に含まれない
※入場券は3種類ございます。
・1日券 37ドル
・3日券 62ドル
・7日券 72ドル
◼️プリアビヒア遺跡のチケット
・10ドル
・4WD:25$
チケットをお持ちでないお客様は、ガイドにお申し付けください。
当日遺跡見学前にチケットセンターまでお連れいたします。
時間 スケジュール 見所
06:00 ホテルにお迎え
06:15 チケットセンター
06:20 ベンメリア遺跡に出発します。 約1.5時間かかります。
07:50 ベンメリア遺跡を観光します。 約1.5時間かかります。
08:20 プリアヴィヒア遺跡に出発します。 約2.5時間かかります。
10:50 チケットセンター
11:00 プリアヴィヒア遺跡を観光します。 約1.5時間かかります。
12:30 昼食休憩 ローカルレストラン 約50分かかります。
13:20 バンテアイスレイ遺跡に出発します。 約2.5時間かかります。
15:50 バンテアイスレイ遺跡を観光します。 約50分かかります。
16:40 シェムリアップ市内に戻ります。 約50分かかります。
17:30 ホテルに到着します。
ベンメリア遺跡
ベンメリアとは紫檀(赤い木)の花輪と言う意味です。ヒンドゥー教のヴィシュヌ神の寺院です。
アンコールワット建造前の十一世紀末から十二世紀初頭までに平面展開型の寺院構成で作られたとされます。創建年代を明らかにする碑文はありません。この寺院の規模は少し小さいですが、アンコールワットと類似点が多く 東のアンコールと呼ばれます。東西1200m南北900m 一周にお堀を囲まれています。東西南北に門があっても、南大門が一番人気があります。
ベンメリア遺跡の南入り口にナーガ像とベンの木(紫檀の木)があります。
参道の両脇にナーガ(竜神)の胴体がつながっていたけど、大部倒れました。
五つ頭のナーガが一番きれいに残っています。鋭い歯の描写まできれいに見えます。
こちらはベンメリアの南入り口です。雨水で地盤沈下なったり、村の人が盗難で骨董品を取るために遺跡を壊したと言いました。
サイに乗っている神様は火聖です。
火聖の乗り物はサイと雄ヤギです。
東に第1回廊と第2回廊の間
ここはベンメリア寺院の本殿です。大木の根っこで壊されたり、雨水で地盤沈下になったり、盗難も骨董品を取ったので、ひどく崩れました。
アンパンマンのマーチ
ベンメリア遺跡の中にある木の橋です。
ここは北経蔵です。屋根が崩れました。壁がまだきれいに残ってありますね。大木の根も絡んでいます。
天空の城ラピュタのモデルと言われてます。
プリアヴィヒア遺跡
プリア・ヴィヘア遺跡はダンレック山脈の北斜面を使った山岳寺院です。9世紀末にヤショーヴァルマン一世によって創建された後、11世紀前半にスールヤヴァルマン一世によって大幅改修されました。一般的なクメール寺院とは異なり、ここでは例外的に南北軸が伽藍の基軸となっています。5つ塔門が北から南までです。
プリアヴィヘアは2008年7月カンボジアで二つ目世界遺産として登録されました。
第一塔門への階段です。欄干には七頭のナーガが配置されています。あれは人間の世界から天国まで繋ぎ虹架け橋と言う意味です。
第1塔門
この第一塔門の破風はカンボジアの2000リエル紙幣の図柄に採用されており、構造美を見せます。
この参道は第一塔門から第二塔門です。両側にハスの花の石柱並んでいます。
第2塔門
右手の第2塔門
第2塔門の奥側
門のリンテルの彫刻像はアーナンダ(ヘビ)横たわるヴィシュヌ神です。そのへそからバスの花が生え、花の中ではブラフマー神が瞑想しています。もしバスの花が咲くと、ブラフマー神が世界を作ります。横たわっているヴィシュヌ神は世界を作るのを待っていると言う伝説です。
第2塔門の奥側の破風
第二塔門奥側の破風の乳海攪拌のレリーフです。乳海攪拌のレリーフが見られるのはここ、アンコールワット、ベンメリア、ワットエクプノムなどです。
第3塔門
この遺跡は9世紀末にヤショーヴァルマン一世と言う王様によって、建てられたヒンドゥー教の遺跡です。
第3塔門
第三塔門の破風には聖なる牛ナンデインに乗っているシヴァ神です。
第4塔門
第五塔門は本殿に入る入口です。
塔門の破風に踊っているシヴァ神です。
本殿の中
これはプリアヴィヘア遺跡の回廊です。
回廊の中
ここに見えるそびえる海抜約650メートルの山の雄姿は素晴らしい。カンボジア側から訪れる時、にしか見られない景色です。
バンテアイスレイ遺跡
こちらはバンテアイスレイ寺院です。967年にジャヤヴァルマン5世によって作られたヒンドゥー教寺院です。女の砦の意味をもつこの寺院は建立当時にアンコール王朝摂政役の王師ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建設されたと言われています。ヒンドゥー教の三大神(シヴァ神とヴィシュヌ神とブラフマー神)に捧げられた周囲が約400mの小寺院で外壁は赤色砂岩とラテライト、屋根の一部にはレンガも使用された美しい遺跡です。東門から入ると赤い絨毯が敷き詰められているかのようなラテライトの参道が延びます。
第1塔門
東門の破風
破風のレリーフの中に3頭の象に乗っている神様は帝釈天(インドラ神)です。帝釈天は雷神、風神雨神です。象の下にカーラ(カーラの頭)です。カーラはシヴァ神の門番と言う伝説です。
この参道の両側にハスの花の石柱並んでいます。参道の両側にも経蔵があります。
左手の経蔵の破風
経蔵の破風にナンディン牛に乗っているシヴァ神と奥様ウマでございます。
右手の経蔵の破風
ナラシンハ(半分人間半分ライオン)はヴィシュヌ神の化身です。ナラシンハは阿修羅王をくみふしてから殺したと言う伝説です。
第2塔門
第3塔門
第3塔門の2番目破風
ラクシュミー様(ヴィシュヌ神の奥さんが象の聖水で身体を清めいてもらっています。
ラクシュミー様下にガルーダ(ヴィシュヌ神の乗り物)です。
第4塔門
第4塔門の破風
古代インドの神話によって、踊っているシヴァ神です。左側に座っているのはカリーカラミヤという女性です。この女性は大変美しい人ですが夫が蒸発されたので、あちこちの王様たちがこの女性を奪い合う争いました。カリーカラミヤさんが心配ので、自分の魅力、美貌を破壊してくれとシヴァ神に頼んで、シヴァ神はは魅力、美幌を破壊してしまいました。右側に太鼓をたたいているのはインドラ神です
左手の経蔵の破風
シヴァ神はカイラス山(須弥山)パールヴァティー(妻名)を抱きついています
右手の経蔵の破風
こちらご覧になると三塔見えますね。右側にはブラフマー神の塔、真ん中にはシヴァ神の塔、左にはヴィシュヌ神の塔でございます。
塔には五壇があります。五壇には五重の塔という意味です。五重塔の角に四天皇の塔があります。
西塔門
西塔門の破風
こちらは古代インドラーマヤーナ物語の一節です。さらわれたシータ姫を探してラーマ王子が森に入ると、サルのモスグリーヴァが泣いていました。理由を聞くと兄ザルに妻を奪われた言います。気の毒に思ったラーマ王子がスグリーヴァに加勢しました。中央が争うサルの兄弟、右側から矢を射るのがラーマ王子です。この戦いで勝ったスグリーヴあるがサルの王の座に戻り、今度はラーマ王子を助けます。
優美なレリーフ[東洋のモナリザ]
バンテアイスレイ遺跡の規模は小さいですがヒンドゥー教の神話を描いた彫刻は彫りが深く、ほとんど赤色の砂岩で作られており、その造形美はアンコール遺跡の中でも群を抜いて洗練さ優美です。さらに保存状態も極めてよいです。1923年に若き日の仏作家アンドレ・マルロ(妻、友人の3人)が持ち去ろうとして逮捕され、のちにマルロー晩年の[空想美術館]を飾ったバンテアイ・スレイ北祠堂のデバター像です。