B02    カンボジアに訪れたら絶対外せない、三大遺跡観光(アンコールワット朝日鑑賞、アンコールワット、アンコール・トム、タプローム遺跡、ベンメリア、バンテアイスレイ遺跡 プノンバケン遺跡夕日鑑賞が付いている凝縮ツアー

見学の時間:13時間

ツアーコード:B02

プライベートツアー

催行日情報:毎日催行

子供参加:可

お一人様:可

 

ツアー料金

・1名様の料金(180ドル)

・2名 190ドル(95ドル)

・3名 210ドル(70ドル)

・4名様以上は、55ドルずつ加算されます。

※11歳以下のお客様は無料でございます。

 

※なお、4名様〜8名様はワンボックスカーを用意します。

 

また、9名様以上はマイクロバスを用意しますので、料金の詳細はお問合せください。

 

※ツアー料金に含まれるもの

・専用車(エアコン付き)

・日本語ガイド

・お水(何本でも無料)

 

※ツアー料金に含まれないもの

・昼食

・遺跡入場チケット

※お客様にご負担いただきます。

 

※入場券は3種類ございます。

・1日券 37ドル

・3日券 62ドル

・7日券 72ドル

チケットをお持ちでないお客様は、ガイドにお申し付けください。

当日遺跡見学前にチケットセンターまでお連れいたします。

時間    スケジュール・見所

 

04:30    ホテルにお迎え

04:45    チケットセンター

05:00    アンコールワット朝焼け観光します。それからそのままアンコールワット第1,2,3回廊を観光します。

08:00    朝食休憩 (ホテルから持って来るお弁当を遺跡の近くにあるレストランで朝食します。約3時間かかります。

09:00    アンコールトム(南大門とバイヨン寺院の第1,2回廊観光)(約1.5時間かかります)

10:30    タプローム遺跡(50分見学)

11:20    ベンメリア遺跡に出発します(約1時間20分かかります。)

12:40    昼食休憩。(約50分かかります。)

13:30    ベンメリア遺跡観光  (約1時間かかります)

14:30    バンテアイスレイ遺跡に出発します。(約40分かかります)。

15:10    バンテアイスレイ遺跡観光 (約50分かかります)。

16:10    プノンバケンに出発します。(約50分かかります)。

17:00    プノンバケン夕日鑑賞 (約1時間かかります)。

18:30    ホテルに戻ります。

 

      

ツアーハイライト

アンコールワットから朝日鑑賞とても綺麗でございます。

アンコールワット

アンコールワットはお寺がある都と言う意味です。

この遺跡はカンボジア人の宝であり象徴です。カンボジアの国旗やお札にもデザインされています。

12世紀の中頃1113年~1150)(日本と言えば平安時代794年~1185年)スーリヤヴァルマン2世と言う王様に建てられたヒンドゥー教のヴィシュヌ神の遺跡です。東西1500メートルぐらい南北1300メートルぐらいです。お堀の幅は200メートルぐらい一周に囲まれています。アンコールワットの塔は五塔残っています。本殿の高さ約65メートルです。砂岩で3層なるピラミッド遺跡、三つ回路囲まれています。第1回路の壁でほとんど古代インドの神話の通りに彫刻しています。第2回廊には彫刻がなく、上座部仏教の石像はのち時代に持ち込まれた物ですが、盗難で頭を取られました。16世紀の中頃にアンチャン言う王様によって上座部仏教に改宗されました。

アンコールワット参道のながさは350メートルあります。両脇にはナーガと呼ばれるたくさん頭をもった竜神をかたちづくったらんかんが続いています。このナーガは人間の世界と神様の世界をつなぐにじの架け橋と考えられていたからだと言われています。

アンコールワットの第一回廊のレリーフ

アンコールワット第一回廊は中央祠堂を取り囲む一番外側の回廊です。第一回廊にはラマーヤナ、乳海攪拌や天国と地獄をはじめとした見事なレリーフ(壁画)が残ってい ます。

このレリーフはラーマヤナ物語の彫刻です。ラーマヤナ物語とは古代インドの物語です。ハヌマン(猿のキャプテン)の肩に乗るのはラーマ王子(ヴィシュヌ神の化身)です。

怪物の引く車に乗るのは魔王ラーヴァナです。10の頭と20本の腕を持っています。もともとは神様の弟子だったですが、神様を超えた超能力を身につけ、神様に反抗したと言うことです。

この方はスーリヤヴァルマン二世です。アンコールワットを作った王様です。王の上にはたくさん日傘がさしてありますが、この数が多いほど身分の高い人物をあらわします。当時は王の日傘の柄には金を使われていたと言われていますが。

この水牛に乗っている像がヤマと言われます。日本で言えば閻魔大王です。

このレリーフは古代インド天地創造の乳海攪拌の神話です。むかし神々とアシュラは相談して、アムリタと言う不老不死の薬を手に入れようと考えました。神々とアシュラは大亀クールマの上に大マンダラ山をのせ、その山を大蛇ヴァースキーの胴体で巻いて、その両端を交互に引っ張ることによって山を回転させ、海をかき混ぜたのですね。中心で指揮をとっているのがヴィシュヌ神、この下がヴィシュヌ神の化身、巨大な亀のクールマです。下は海がかき混ぜられ、魚など海の生き物がずたずたに引き裂かれているよいすです。この作業はおよそ千年間続けられ、その間に妖精アプサラ、ヴィシュヌ神の奥様のラクシュミーが生まれました。最後にアムリタは出来ましたがその所有をめぐって神々とアシュラはさらに激しくあらそったと言われています。

こちらは本殿です。

森本右近太夫の落書き。

この像はヒンドゥー教の三大神の一つヴィシュヌ神の像で、アンコールワットはこの神様を祭ったお寺です。これは8本の腕ですが一般的には4本腕であらわされています。表面に少し金箔が残っていますが、以前はすべて金箔で覆われていたと思われます。お線香、果物などがお供えしてあるように、この像は現在でも地元の人々の信仰の対象となっています。

お寺の門の両脇にはナーガと呼ばれるたくさんの頭を竜神やシンハと呼ばれるラインの像が置かれており、魔除けの役割を果たしています。

アンコールトムの南大門

アンコールトムは大きな町と言う意味で、高さ約8メートルのラテライトの城壁とお堀の幅約100メートルを囲まれています。城壁は3キロ正方形で五つ門があります。門の高さは約23メートルです。南大門は王様や官僚や一般人々でも使えていた門と言われています。アンコールトム内部には、中心に巨大な観音菩薩がある事で知られるバイヨン寺院があり、その他、五つの大門やバプーオンなど見所も多数。

アンコールトムの南大門の入れ口↓

門の上に観世音菩薩の顔をあらわせて、四面顔四方角に向いて、役割を果たしています。

バイヨン寺院

 こちらはバイヨン寺院の正面です。はバイヨンはアンコールトム(大きな町)の中央にある寺院です。12世紀末にジャヤーヴァルマン7世によって作られた大乗仏教寺院で、穏やか微笑みをたたえた観世音菩薩のモチーフで有名な寺院です。バイヨンは49塔あります。37塔の四面顔、9塔の三面顔3塔の二面顔です。

バイヨンは、メール山(須弥 山) を象徴化しています。 メール 山は古代インドの宇宙観による と神々の住む聖域で、 また神が 降臨する場所でもありました。 この 宇宙観を正確に具現化すること が王の重要な使命でありました。 東 西南北に延びる幹線道路は、メール山から世界に向かう道を象 徴し、 城壁はヒマラヤの霊峰、 城壁を取り巻く環濠は大海を表 したものであります。 この宇宙観は 解釈の仕方によって微妙に変化 します。 大乗仏教に深く帰依して いたジャヤヴァルマン七世の宇 宙観ですが、アンコール・ワットで 表現された宇宙観と異なってい るのは当然のことであります。

バイヨン寺院の正面です。

バイヨン寺院の第一回廊のレリーフ

このレリーフは当時戦うためクメール軍の行進の様子をあらわします。

バイヨン寺院の第一回廊の浮き彫り

髷の結った髪型、あごひげもあるのは中国人です。カンボジアにいる中国人軍のれつです。

クメール(カンボジア)の兵隊です。ふんどしを履いています。

軍たちが行進している間に大きい形馬に乗っている方はジャヤヴァルマン七世アンコールトムを作った王様です。

巨木が遺跡を飲み込む〜!タプロームへ

映画「トゥームレイダー」の舞台としても有名なタ・プローム。ジャヤバルマン7世が母の菩提寺として建設された寺院で、東西1000m、南北700m程ある。ガジュマルの巨木が遺跡の到る所に絡み付き、歴史と年月を感じさせる場所。アンコールワット、バイヨンとともに有名な遺跡。この遺跡は発見当時からすでに生えていた木が今も成長していて、今にも遺跡を飲み込もうとしている。みんなも早く行かないと全部崩れてしまうぞ!!

トゥームレイダーのロケ地↓

この木は寄生植物の仲間、中にあったガジュマルの木を絡んで死にました。締め殺しの木と言う意味です。人気な写真スポットでございます。

タプロームの西塔門

ここは西門で、ほかに南、北、東に同じような門がありますが、どれもひどく破損しています。

塔の上に彫られているのが観世音菩薩、つまり観音さまの顔です。顔は四面あって、東西南北を向いて、魔除けの役目をはたしています。

ここのタプローム寺院はアンコールトムを作ったジャヤヴァルマン七世によって1186年に母の供養のために建てた大乗仏教の寺院です。東西1000メートルで南北700メートルです。むかしは奉納の踊りを踊る踊り子だけ600人、お坊さんなど合わせて1万人以上住んでいたと言われています。現在では上座部仏像のお寺に改宗されています。

 

東門の木

巨大スポアンが回廊を踏みつけているような姿は力強さがみなぎっています。

この木の根は血管のようなからまる木中央祠堂の近くにはスポアンの根の上にさらに別の植物の根が張り巡らされ、毛細血管のように見えます。この周辺には彫りの深い美しいデバダーがたたずんでいます。

ガジュマルの木

この木がカンボジア語でスポンと呼ばれるガジュマルの仲間、ヨウジュです。このタプローム寺院はこの木によって崩壊しようとしています。この寺院にある木は樹齢やく三、四百年ぐらいと言われています。成長が早く、このように石の隙間に入り込んで押し広げ、最後には建物を崩してしまいます。建物の下まで深く根が入っているので簡単には切れない状態です。もし下手切ると、木が死んで根がボロボロ腐ってしまい、地盤沈下のため建物が倒れてしまいます。

天空の城ラピュタのモデルと呼ばれるベンメリア遺跡

ベンメリアはヒンドゥー教寺院です。

この寺院はアンコールワット建造前の11世紀末から12世紀初頭までに平面展開型の寺院構成で作られたとされます。創建年代を明らかにする碑文はありません。この寺院の規模は少し小さいですが、アンコールワットと類似点が多く 東のアンコールと呼ばれます。

往時この地はこれら東西の大 寺院、 北西のクーレン山、 北東 のコー・ケーへ向かう交通の要 衝として繁栄しました。

クーレン山南東の採掘場に 近く、 良質な砂岩でていねいに 造営されたベン・メリアは「花 束の池」という意味をもち、三 重の回廊、 十字型の中庭などの 伽藍配置をとります。 環濠の幅約 45m、 周囲約4.2km と規模は少 がらんし小さいです。東参道が大規模な貯水池に延び る配置形式や細部装飾などをア ンコールワットと比べてみる とおもしろいです。

 

遺跡は深い森の中に埋もれて おり、崩壊が進んでいるため歩 ける範囲も限られています。 苔む した屋根の上を歩き、 光の届か ない回廊の中をたどる場所もあ り、 探検気分が味わえるととも に、遺跡発見当時の姿を目のあ たりにできるのが、この遺跡の 醍醐味です。

南入り口

五つ頭のナーガが一番きれいに残っています。鋭い歯の描写まできれいに見えます。

こちらはベンメリアの南入り口です。雨水で地盤沈下なったり、村の人が盗難で骨董品を取るために遺跡を壊したと言いました。

バンテイアスレイ遺跡

こちらはバンテアイスレイ寺院です。967年にジャヤヴァルマン5世によって作られたヒンドゥー教寺院です。女の砦の意味をもつこの寺院は建立当時にアンコール王朝摂政役の王師ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建設されたと言われています。ヒンドゥー教の三大神(シヴァ神とヴィシュヌ神とブラフマー神)に捧げられた周囲が約400mの小寺院で外壁は赤色砂岩とラテライト、屋根の一部にはレンガも使用された美しい遺跡です。東門から入ると赤い絨毯が敷き詰められているかのようなラテライトの参道が延びます。その両側にはリンガを模した石柱が立ち並びます。この手法は中心部に対します。

第一塔門

第3塔門の2番目破風

ラクシュミー様(ヴィシュヌ神の奥さんが象の聖水で身体を清めいてもらっています。

ラクシュミー様下にガルーダ(ヴィシュヌ神の乗り物)です。

第4塔門の破風

古代インドの神話によって、踊っているシヴァ神です。左側に座っているのはカリーカラミヤという女性です。この女性は大変美しい人ですが夫が蒸発されたので、あちこちの王様たちがこの女性を奪い合う争いました。カリーカラミヤさんが心配ので、自分の魅力、美貌を破壊してくれとシヴァ神に頼んで、シヴァ神はは魅力、美幌を破壊してしまいました。右側に太鼓をたたいているのはインドラ神です。

第5塔門

破風の中にある3頭の象に乗っているのは帝釈天です。

左手の経蔵の破風

シヴァ神はカイラス山(須弥山)パールヴァティー(妻名)を抱きついています

こちらご覧になると三塔見えますね。右側にはブラフマー神の塔、真ん中にはシヴァ神の塔、左にはヴィシュヌ神の塔でございます。

塔には五壇があります。五壇には五重の塔という意味です。五重塔の角に四天皇の塔があります。

西塔門(出口)

西塔門の破風

こちらは古代インドラーマヤーナ物語の一節です。さらわれたシータ姫を探してラーマ王子が森に入ると、サルのモスグリーヴァが泣いていました。理由を聞くと兄ザルに妻を奪われた言います。気の毒に思ったラーマ王子がスグリーヴァに加勢しました。中央が争うサルの兄弟、右側から矢を射るのがラーマ王子です。この戦いで勝ったスグリーヴあるがサルの王の座に戻り、今度はラーマ王子を助けます。

優美なレリーフ[東洋のモナリザ]

バンテアイスレイ遺跡の規模は小さいですがヒンドゥー教の神話を描いた彫刻は彫りが深く、ほとんど赤色の砂岩で作られており、その造形美はアンコール遺跡の中でも群を抜いて洗練さ優美です。さらに保存状態も極めてよいです。1923年に若き日の仏作家アンドレ・マルロ(妻、友人の3人)が持ち去ろうとして逮捕され、のちにマルロー晩年の[空想美術館]を飾ったバンテアイ・スレイ北祠堂のデバター像です。

プノンバケン山

プノン・バケン 寺院は9世紀末にヤショーヴァルマン一世によってヒンドゥー教 のシヴァ神の寺院です。

プノン・バケン山はプノン・クロム山、 プノン・ボック山ととも アンコール三聖山と呼ばれてい ます。 高さ約60mの自然の丘陵を利用した。テラス状の広場があり、 その奥に丘上ピラミッド式の遺 跡、 プノン・バケンがあります。

ヤショーヴァルマン一世が、 ヤショーダラプラの都の中心として須弥山を表し建造した寺院です。自然の地形を活かしながら6層 の基壇が積み上げられ、中央に 棟の祠堂があります。最上部を除5層には各12棟の小祠堂が 配置され、最下段の周囲には 44 棟のレンガ造りの祠堂が配され ています。 この寺院は全部で109 棟です。造形的にはインドネシ アジャワ島のボロブドゥール 遺跡と類似しています。

 アンコールワット観光後はプノンバケン山での夕日楽しみください。