C20    カンボジアの聖地クバール・スピアン、「東洋のモナリザ」と呼ばれるバンテアイ・スレイ遺跡 高床式の家のプリア・ダック村2大郊外遺跡 半日観光ツアー

見学の時間:5時間

ツアーコード:C20

プライベートツアー

催行日情報:毎日催行

子供参加:可

お一人様:可

 

ツアー料金

・1名様の料金(130ドル)

・2名140ドル(70ドル)

・3名150ドル(50ドル)

・4名様以上は、40ドルずつ加算されます。

※11歳以下のお客様は無料でございます。

 

※なお、4名様〜8名様はワンボックスカーを用意します。

また、9名様以上はマイクロバスを用意しますので、料金の詳細はお問合せください。

 

 ※ツアー料金に含まれるもの

・専用車(エアコン付き)

・日本語ガイド

・お水(何本でも無料)

 

 

※ツアー料金に含まれない

 ・昼食、ドリン

 ・遺跡入場チケット

※お客様にご負担いただきます。

 

※入場券は3種類ございます。

・1日券 37ドル

・3日券 62ドル

・7日券 72ドル

チケットをお持ちでないお客様は、ガイドにお申し付けください。

当日遺跡見学前にチケットセンターまでお連れいたします。

C20  午前中 コース

時間         スケジュール 見所

07:00      ホテルにお迎え

07:20      チケットセンター後、クバールスピアン遺跡に出発します。約1時間かかります。

08:20      クバールスピアン遺跡観光 約1時間40分かかります。

10:00      バンテアイスレイ遺跡に出発します。約15分かかります。

10:15      バンテアイスレイ遺跡観光  約50分かかります。      

11:05      シェムリアップ市内に戻ります。約55分かかります。

12:00      ホテルに到着します。

 

C20  午後 コース

時間         スケジュール 見所

13:00      ホテルにお迎え

13:20      チケットセンター後、クバールスピアン遺跡に出発します。約1時間かかります。

14:20      クバールスピアン遺跡観光 約1時間40分かかります。

16:00      バンテアイスレイ遺跡に出発します。約15分かかります。

16:15      バンテアイスレイ遺跡観光  約50分かかります。      

17:05      シェムリアップ市内に戻ります。約55分かかります。

18:00      ホテルに到着します。

 

ツアーハイライト

クバールスピアン遺跡

クバールスピアンとは川の源流と言う意味ですが、もともとの名前は千体リンガの橋と言う意味がありました。

ここは11世紀中頃にウダヤーデイティヤヴァルマン二世によって開かれた場所で、約200mにわたり砂岩の川底、河岸に彫られた神々群を川の流れとともに見られるおもしろさがあります。リンガや彫像はヴィシュヌ神やシヴァ神などのヒンドゥー教の神々が彫られたもので、池も作りました。この池が川の源流としてでなく、特別な聖地と考えられていたことがわかりますこの川は聖なるガンジス川になぞらえています。つまりこの水で沐浴すれば病気が治ったり、幸せになれると言うことです。リンガを流れた水は聖なる水となります。川底に無数のリンガを作れば、よりパワーのある水になると考えられました。

この彫刻像はアーナンダ(ヘビ)横たわるヴィシュヌ神でございます。。そのへそからバスの花が生え、花の中ではブラフマー神が瞑想しています。もしバスの花が咲くと、ブラフマー神が世界を作ります。横たわっているヴィシュヌ神は世界を作るのを待っていると言う伝説です。

この彫刻はシヴァ神シンボルです。この四隅の形は女性のシンボルです。丸いものは男性のシンボルです。

クバールスピアンの滝

この水で沐浴すれば病気が治ったり、幸せになれると言うことです。リンガを流れた水は聖なる水となります。川底に無数のリンガを作れば、よりパワーのある水になると考えられました。

バンテアイスレイ遺跡

こちらはバンテアイスレイ寺院です。967年にジャヤヴァルマン5世によって作られたヒンドゥー教寺院です。女の砦の意味をもつこの寺院は建立当時にアンコール王朝摂政役の王師ヤジュニャヴァラーハの菩提寺として建設されたと言われています。ヒンドゥー教の三大神(シヴァ神とヴィシュヌ神とブラフマー神)に捧げられた周囲が約400mの小寺院で外壁は赤色砂岩とラテライト、屋根の一部にはレンガも使用された美しい遺跡です。東門から入ると赤い絨毯が敷き詰められているかのようなラテライトの参道が延びる。

第1塔門

第1塔門の破風

破風のレリーフの中に3頭の象に乗っている神様は帝釈天(インドラ神)です。帝釈天は雷神、風神雨神です。象の下にカーラ(カーラの頭)です。カーラはシヴァ神の門番と言う伝説です。

この参道の両側にハスの花の石柱並んでいます。参道の両側にも経蔵があります。

左手の経蔵

経蔵の破風にナンディン牛に乗っているシヴァ神と奥様ウマでございます。

右手の経蔵

経蔵の破風ナラシンハ(半分人間半分ライオン)はヴィシュヌ神の化身です。ナラシンハは阿修羅王をくみふしてから殺したと言う伝説です。

 

第2塔門

第3塔門

第3塔門二番目の破風

ラクシュミー様(ヴィシュヌ神の奥さんが象の聖水で身体を清めいてもらっています。

 

第4塔門

第4塔門の破風

インドの神話によって、踊っているシヴァ神です。左側に座っているのはカリーカラミヤという女性です。この女性は大変美しい人ですが夫が蒸発されたので、あちこちの王様たちがこの女性を奪い合う争いました。カリーカラミヤさんが心配ので、自分の魅力、美貌を破壊してくれとシヴァ神に頼んで、シヴァ神はは魅力、美幌を破壊してしまいました。右側に太鼓をたたいているのはインドラ神です。

本殿の入口塔門

本殿の左側の破風

カイラス山(須弥山)で瞑想しているシヴァ神です。シヴァ神はパールヴァティーさま(シヴァ神の奥様)を抱いています。下方では10個の顔20本の腕を持っているのは魔王ラーヴァナ(阿修羅王)です。

バンテアイスレイ遺跡はヒンドゥー教の3大神ために建てられました。3塔ありますね。

 ・右側の塔はブラフマー神の塔です。

 ・真ん中の塔はシヴァ神の塔です。

 ・左側はシヴァ神の塔です。

西塔門

西塔門の破風

こちらは古代インドラーマヤーナ物語の一節です。さらわれたシータ姫を探してラーマ王子が森に入ると、サルのモスグリーヴァが泣いていました。理由を聞くと兄ザルに妻を奪われた言います。気の毒に思ったラーマ王子がスグリーヴァに加勢しました。中央が争うサルの兄弟、右側から矢を射るのがラーマ王子です。この戦いで勝ったスグリーヴあるがサルの王の座に戻り、今度はラーマ王子を助けます。

優美なレリーフ[東洋のモナリザ]

バンテアイスレイ遺跡の規模は小さいですがヒンドゥー教の神話を描いた彫刻は彫りが深く、ほとんど赤色の砂岩で作られており、その造形美はアンコール遺跡の中でも群を抜いて洗練さ優美です。さらに保存状態も極めてよいです。1923年に若き日の仏作家アンドレ・マルロ(妻、友人の3人)が持ち去ろうとして逮捕され、のちにマルロー晩年の[空想美術館]を飾ったバンテアイ・スレイ北祠堂のデバター像です。