カンボジアの通貨
通貨と両替
1 US$=4063R(リエル)
1$ =154.32¥
3.8円 = 100R(2024年11月07日)
10000円 = 64$ (59$) 2024/11/07
⁂本書ではリエル(Riel)をRと表記してあります。
通貨の種類
カンボジアの通貨の単位はリエル(Riel)で、補助通貨はありません。公式に発行されている紙幣の種類は20種類以上がありますが、古い紙幣は流通停止されないまま
市場から消えて行くため、カンボジア人ですら見たことがないと言う札があります。実際に流通している紙幣は50、100(3種類)、200、500(3種類)、1000(3種類)、
2000(3種類)、5000(3種類)、1万(3種類)、15000、2万(2種類)3万、5万、10万リエルの25種類です。硬貨も50,100、200、500リエルの種類がありますが、実際に流通して
いません。
どんなお金が流通していますか。
カンボジアリエル:一般的にはカンボジアリエルが流通しています。外国人旅行者がカンボジアリエルを必要とするのは小さな商店、ローカルな食堂、屋台、バ
イクタクシーなどの支払いの時です。近年は、外国人旅行者の利用が多い店や食堂ではUS ドルを受け付けていることも多いです。またそういった、0.5US$のおつり
の時には2000Rが返ってくるなど、カンボジアリエルがUSドルの補助単位のセント的に使われることも多いです。
US ドル: 外国人旅行者を相手にしているホテル、レストラン、旅行会社などでは、US ドルが最も通用度が高いです。ホテルやレストランなどの支払いではUS ド
ルがそのまま使えることが多いし、銀行や両替所などでのもスムーズです。しかし、カンボジアでは大量の偽ドル札出回っており、町中での支払いで高額のUS ドル
札を渡すと、受け付けを拒否されることもあります。また、ホテルや高級レストラン以外で50、100US$札を使用してもおつりがないとの理由から、受け付けを拒否
されることもあるため、できるだけ小額紙幣(1、5、10US$)も混ぜて用意しておこう。ただし、US ドルの硬貨は流通しておらず使えません。
日本円:一般のホテル、みやげ物店以外では使えないため、銀行や両替所などで両替しておく必要があります。シェムリアップ、プノンペン、コンポンチャム、
シアヌークヴィル、カムポット、バッタンバンでの両替に関しては日本円の現金なら、市中銀行や両替所、ホテルのフロントなどで出来ます。ただし両替可能なの
は紙幣だけで通貨の両替は出来ません。
どんなお金が必要ですか。
上記のことを踏まえれば、旅行形態によってはまったくカンボジアリエル両替しなくてもUS ドルのみで旅行が出来ることが分かります。パッケージツアーの場合は
おつりで返ってきたカンボジアリエルくらいで充分間に合うかもしれません。一方個人旅行者は、バイクタクシー、ローカル食堂での食事、ジュースやタバコの購
入、市場での買い物につかう分くらいのカンボジアリエルは両替しておいた方が良いです。メインはUS ドル払いということを頭に入れ、使う予定を考慮し、小額ず
つ両替するのが正解です。
両替方法どこで両替出来ますか。
外貨からカンボジアリエルへの両替は空港の銀行、市中の銀行、ホテル、両替所などで可能です。両替所はたいてい市場周辺に集まっている(シェムリアップではオ
ールド.マーケット周辺、プノンペンではセントラル.マーケットやオリンピックマーケット周辺)です。ゴールドショップを兼ねっている店も多く、大半は小さなガ
ラスのショーケースにカンボジアリエル札の束を並べただけの簡素な店構えです。基本的に扱いは現金のみで都市部ではUS ドルだけでなく日本円もたいていはOKで
す。また、ベトナム、中国元、タイバーツからリエルへの両替、また日本円からUS ドルへの両替が可能な所も多いです。
レートは一律ではありません。
両替レートは替える場所によってまちまちです。通常、ホテル、市中銀行、両替所の順にレートが良くなりますが、ホテル(ゲストハウス)によっては両替所並みの
レートで両替してもあります。また替える紙幣の額面によってもレートは異なります。ビッグノート(100US$、50US$)、ミドルノート(20US$、10US$)、スモールノート
(5US$、1US$)に分類され、額面の大きいほうが若干レートも良いです。
両替方法どこで両替出来ますか。
外貨からカンボジアリエルへの両替は空港の銀行、市中の銀行、ホテル、両替所などで可能です。両替所はたいてい市場周辺に集まっている(シェムリアップではオ
ールド.マーケット周辺、プノンペンではセントラル.マーケットやオリンピックマーケット周辺)です。ゴールドショップを兼ねっている店も多く、大半は小さなガ
ラスのショーケースにカンボジアリエル札の束を並べただけの簡素な店構えです。基本的に扱いは現金のみで都市部ではUS ドルだけでなく日本円もたいていはOKで
す。また、ベトナム、中国元、タイバーツからリエルへの両替、また日本円からUS ドルへの両替が可能な所も多いです。
レートは一律ではありません。
両替レートは替える場所によってまちまちです。通常、ホテル、市中銀行、両替所の順にレートが良くなりますが、ホテル(ゲストハウス)によって は両替所並み
のレートで両替してもあります。また替える紙幣の額面によってもレートは異なります。ビッグノート(100US$、50US$)、ミドルノート(20US$、10US$)、スモールノー
ト(5US$、1US$)に分類され、額面の大きいほうが若干レートも良いです。
上手に両替するコツ
シェムリアップやプノンペンの空港到着時に空港銀行で高額のリエル両替してしまい、使い切れずに結局は低レートで再両替せざるを得なくなった事例が多いで
す。カンボジアリエルへの両替のコツは、一度にたくさんしないことです。ホテル代やツアー料金レストランなどUSドル表示のものはUSドルで支払いと考えて、そ
れ以上の分をカンボジアリエルに両替すると良いです。なお、小さな店やバイクタクシーで高額紙幣(1万以上)のカンボジアリエルで支払うと、おつりがないと言わ
れることもあるので、両替の時に1000、2000、5000R札などに崩してもらっておくと使いやすいです。
両替の際の注意
両替する際は相手の目前でこちらの金額を確認させてから手渡し、両替した紙幣を受け取ったら、その場(両替窓口のスタッフの目の前)でレートと見比べて金額を
確認しましょう。100US$ような高額をリエルに両替すると、桁数の多い札が何枚も渡されて計算が複雑になりますが、決して慌てず、確実に金額を確認しましょ
う。銀行でも、ホテルのフロントでも計算違いは日常的発生しています。しかも必ずこちらが損をする計算違いのため要注意です。また受け取った紙幣の中に破れ
た紙幣が混じっていたら、すぐ取り替えてもらいましよう。破れた札やあまり汚れた札受け取りを拒否されることがありますからです。
再両替について
銀行ではカンボジアリエルから外貨(たいていはUSドルのみ)への再両替が出来る所もあります。ただし同じ銀行のバンクレシート(両替時に発行されるレシート)が必
要だったり、金額の上限が決められていたりと銀行によって条件はさまざまです。両替所でもカンボジアリエルから外貨への再両替が可能な所もあります。ただし
銀行、両替所のどちらもリエルから外貨への両替レートは悪いので、再両替を前提とした両替はおすすめ出来ません。両替所ではタイバーツやバトナムへの両替も
可能です。
クレジットカードについて
クレジットカードの現状
国際クレジットカードは現金を持ち歩かなくもよいぶん安全性が高いですが、カンボジアではまだまだ一般には普及していません。シェムリアップ
やプノンペンではホテルや高級レストラン、おみやげ物店など、外国人旅行者がよく利用する場所では使う所も増えていますが、地方では使用出来
る所は少ないです。また数十ドル以上の支払いでなければ使用出来ないこともあるので要注意です。カンボジアでの通用度はマスターカード、ビザ
カードが最も高く、続いてアメリカン・エキスプレスカード、JCBカードの順です。
ICカード(ICチップ付きのクレジットカード)で支払う際は、サインではなく暗証番号(英語でPINまたPINcode)が必要です。日本出発前に確認し、忘れな
いようにしますよう。
クレジットカードでのキャッシング
多くの銀行でクレジットカードでのキャッシングが可能です。使用可能なクレジットカードや手数料、キャッシング可能な通貨(たいていはUSドルか
カンボジアリエルを選べる)は各銀行によってまちまちですが、たいていは手数料2~4%前後で、ミニマムは5US$です。
都市部ではクレジットカードで現金を引き出せるATM(自動預金支払い機)もかなり普及してきました。これは設置場所にもよるが基本的に24時間稼働
しており、USドルもしくはカンボジアリエルで引き出しが可能です。ただし農村部やいなか町には設置されていません。あくまで緊急時の備えと考
えておこう。ちなみカンボジアのATMは、ごく一部に設置されている機械を除き、預け入れることが出来ない支払いのみCD(現金自動支払い機)であり
ます。
クレジットカードを紛失したら
クレジットカードを紛失したら大至急、カード会社のカスタマーセンターに連絡し、、使用停 止手続きをとろう。その際の手続きをスムーズに進め
るためにもカード番号とカード会社の緊急連絡先を控えておこう。カンボジアでの再発行手続きはカード会社によって異なります。